ご家庭の洗濯機は大丈夫?洗濯槽のカビ取り掃除のすすめ!
洗濯した衣類に黒い粒の様な汚れが付いているのを見たことは無いですか? その黒い汚れの正体は黒カビです。 この黒カビをほうっておくと 衣類に付着して汗などの水分に濡れることで、体臭のニオイを倍増させてしまいます。 そうならない為にも洗濯槽のクリーニングをお勧めします。
はじめに紹介する方法として[洗濯槽クリーナー]での漬け置き方法です。
使用する洗濯槽クリーナーは1500ml入り、シャープの 洗濯槽クリーナー[ES-C]使い切りタイプです。
※各メーカー・機種・対応です! 液体なので槽全体をキレイに出来ます。
■メーカー推奨使用頻度は1か月に1回程度となっています。
※ドラム式の場合は1500mlではなく半分の量(750ml)が適量とされています。
【使用するさいの注意点】
1. ニオイが強い為、使用する前に窓や扉を開けて換気を良くし下さい。
2. 糸くずフィルターのゴミを取りキレイにして、フィルターの周辺もキレイにして下さい。
3. 洗濯槽クリーナー1500mlのみを入れ、洗濯機のドアを閉めて電源を入れます。
4. 槽洗浄コースのスイッチを入れます。
※無い場合は、つけ置きコースのボタンを押してください。
※それもない場合は、水量のコースを最大量に合わせスタートボタンを押してください。
10分程度作動させた後(脱水に入ら無い程度で)停止させ、電源を落とした状態で5時間放置します。 その後、再度電源を入れ 脱水コースのスイッチを入れます。終了したら満水コースでスタートボタンを押して、後は終了するのを待つだけです。
5.最後に糸くずフィルターや槽をキレイにタオルでふき取って、洗濯槽のフタを開けたまま、半日ほど槽乾燥させれば終了です。
洗濯槽クリーナー[ES-C]成分には、次亜塩素系ナトリウム(塩素系)、防食補助剤(ケイ酸塩)などが使用されていて、液性としてはアルカリ性です。
※塩素系の洗濯槽クリーナーは殺菌力が強い為、ニオイも強く皮膚などに付くと肌荒れを起こすので、手袋とマスクを用意しておく事をお勧めします。
ちなみに、口コミなどのサイトで人気が高い洗濯槽クリーナーは、パナソニックの N-W1 と言うクリーナーの様です。
つけおきを行っても、汚れやニオイが気になる場合は、洗濯機の槽を外して掃除をする事をお勧めします。
今回、画像と共に槽外しの方法を解説するのは、シャープ 縦型全自動洗濯機 ES-GE55N です。
※槽を外す場合は、ビスや部品を無くしたり、破損させる場合が有るので注意してください!
シャープ 縦型全自動洗濯機 ES-GE55Nの分解!
分解作業をする場合は、自己責任でお願いします。(;^_^A💦
槽を外す方法
1. まず初めに、両サイドの丸い目くらシールをはがし、ビスをとります。 次に、洗濯機の裏側のネジを2本外します。
手前を持ち上げると洗濯機の上部が開きます。
※この時注意しないといけないのが、後ろの部分に有る 白い突起したモノを破損しない事とコードを傷つけない様にして下さい。
2. 洗濯槽の上部のキャップをビス止めとフックで固定されているので、それを外します。
3. 次に、回転するパルセーターの中央のネジを外します。 さらに洗濯槽を止める10ミリの6角ボルトを4ヵ所外します。
これで洗濯槽が外れるので上に持ち上げれば取れます。
洗濯槽・分解方法
洗濯槽の上部周りは、8ミリの6角ナットで止められています。
1. プラスドライバーでも外せる様になっていますが、硬いのでレンチなどを使って外す事をおススメします。
2. 洗剤投入口や糸くずフィルターの付いているプラスチックの部分は、プラスドライバーで外します。
下の部分は、外す事が出来ないので すき間をブラシなどで掃除して汚れを落としてください。
お掃除後の洗濯槽内側の画像です。
洗濯機本体・貯水タンクのビフォーアフター画像です。
最後は分解した洗濯槽のビフォー・アフター画像です。
最後に、分解した全ての部品を元にもでして終了です。最後にまとめを下記に記載しています。
洗濯槽クリーナーにも使用できる、おすすめの洗剤です。
【ECO FRIEND 過炭酸ナトリウム】
環境に優しい洗剤ですが、汚れ落ちのパワーも優れています。
【成 分】過炭酸ナトリウム(酸素系)
【液 性】弱アルカリ性
こちらも、おすすめの過炭酸ナトリウムの カビキラー です。
【カビキラー】
【成 分】次亜塩素酸塩、水酸化ナトリウム(1.0%)、界面活性剤(アルキルスルホン酸ナトリウム)
【液 性】アルカリ性
キッチン・台所用ですが、こちらもおすすめの一品です。
【厨房ブリーチ】
【成分】次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)、界面活性剤(アルキルアミンオキシド)、水酸化ナトリウム
【液性】アルカリ性
最後にまとめ!何年も洗濯機の掃除をせず放置すると、雑菌やカビが強力になってしまう為、強力な洗剤でも1度には 落とす事が出来ないという事を肝にめいじて、普段からのメンテナンスを心がけましょう! 槽洗浄するさいは、お湯を使用すると効果的です。温度調整が出来る場合(40℃~50℃)で5時間程つけ置きをすると良いと思います。頑固な汚れの場合、ただし、2週間 漬け置きしてみた事も有るのですが、カビが取れていない事も有りました。 黒カビを放置していると、病気やアレルギーの原因にもなりかねないので、ひと月に1度は、洗濯槽クリーニングお勧めします。 洗濯槽洗浄後は、衣類を入れず 水位を最大にして空回しを1回ないし2回程度 行ってから通常の洗濯をして下さい。 |
以上で[ご家庭の洗濯機は大丈夫?洗濯槽のカビ取り掃除のすすめ!]終わりです。
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