【花粉】シーズンを快適に!家電と工夫で乗り切る対策術

花粉シーズン真っ只中に、くしゃみと鼻水でグズグズ… 外出から帰って、ホッと一息。なのに、家の中でもムズムズが止まらない! 「まさか、家の中に花粉が忍び込んでいる!?」と疑いつつエアコンの風に鼻を近づけたら「はっ・はっくしょん」そこでフィルターを見たら、フィルターにホコリが!「これは誇りと花粉の社交場状態!」 これでは、快適な住空間とは言えませんよね。

エアコンは便利な反面、使い方次第で、花粉の多い季節の強い味方にも、逆に花粉をまき散らす原因にもなりかねません。
なのでエアコンのフィルタークリーニングをし、花粉シーズンを迎える様にすると良いでしょう!。

ところで花粉シーズンって、そもそもいつ頃から始まるのでしょうか?。

最近の情報では、2026年の花粉シーズンは、スギ花粉が2月上旬から飛散を開始し、2月下旬から3月中旬にはピークを迎える見込みです。ちなみに、ヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬と予想されています。

地域別の花粉飛散時期

地域によって花粉の飛散時期は異なります。

地域 スギ花粉飛散開始 スギ花粉ピーク ヒノキ花粉ピーク その他の花粉
九州・東海・関東 2月上旬 2月中旬~3月中旬 3月下旬~4月中旬 例年並みの飛散量
北陸・東北 2月下旬~3月中旬 3月上旬~中旬 3月下旬~4月上旬 例年より多い飛散量
中部・東海 2月半ば~4月頃 関東よりやや遅い 3月半ば~4月半ば ハンノキは1月中旬~4月中旬
北海道 シラカンバは4月下旬~6月上旬がピーク

2026年春の花粉飛散量の傾向

2026年の花粉飛散量は、地域によって傾向が異なります。

  • 東日本と北日本: 例年より多く、地域によっては非常に多い。
  • 西日本: 例年並みか、昨年より減少する見込み。
  • 東北地方北部: 過去10年でも上位に入る飛散量となる予想。
  • 山梨県や長野県: 例年の2倍を超える花粉が飛散する可能性。

花粉の種類ごとの飛散期間

スギとヒノキ以外にも、様々な花粉が飛散します。

  • スギ: 2月から5月のゴールデンウィーク頃まで強く飛散。秋から冬も少量飛散。
  • ヒノキ: 3月中旬から5月中旬までで、4月に集中して飛散。
  • イネ科: 3月下旬から10月まで。
  • ブタクサ: 9月中旬から下旬。
  • ヨモギ: 夏頃から10月中旬。
  • カナムグラ: 9月中旬から11月上旬。

花粉対策行動編

花粉症の症状を和らげるには、花粉への接触を避けることが重要です。症状が出る前から対策を始めるようにしましょう。

花粉を避ける

日常生活で花粉に触れる機会を減らすことが大切です。

  • マスクとメガネ: 顔にフィットするものを着用する。
  • 外出時間: 花粉が多い時間帯(昼前後と夕方)は外出を控える。
  • 服装: 花粉が付きにくい露出の少ない服を選ぶ。
  • 帰宅時: 玄関前で服や髪の花粉を払い、部屋着に着替える。
  • 帰宅後:手洗いやうがい、洗顔、洗髪で花粉を洗い流す。
  • テレワーク: 可能な場合はテレワークを活用する。

花粉を室内に持ち込まない・除去する

室内の花粉対策も症状軽減に繋がります。

  • 換気: 窓を狭く開け、レースのカーテンを利用する。
  • 洗濯物・布団: 外干しを避ける。
  • 掃除: 定期的に床を拭き、カーテンを洗濯する。
  • 給気口フィルター: 24時間換気システムがある場合は、花粉対応のフィルターを試す。

症状を軽減するための治療

花粉症の症状軽減や根治を目指す治療法があります。

  • 薬物療法: 症状が出る前から服用を開始することで、症状を軽くできる。
  • アレルゲン免疫療法:
    • 舌下免疫療法皮下免疫療法がある。
    • アレルギー反応を抑えるための治療。
    • 効果が出るまでに時間がかかる。
    • 治療後もある程度の効果が持続する可能性がある。

 国が推進する花粉対策

政府は、花粉症対策として多角的な取り組みを進めています。

  • 発生源対策: 2033年までにスギ人工林を約2割削減する目標。花粉の少ない苗木の生産拡大。
  • 飛散対策: 花粉飛散予測の精度向上支援。

生活習慣

生活習慣を整えることも花粉症対策になります。

  • 十分な睡眠: 免疫バランスの維持に重要。
  • 禁酒・禁煙: アルコールは症状を悪化させ、喫煙は粘膜を刺激する。
  • 肌の保湿: 肌のバリア機能を保ち、花粉の侵入を防ぐ。

外出時のバリアアイテム

花粉の侵入を物理的に防ぎます。

  • マスク:
    • 顔にフィットするタイプを選びましょう。
    • 花粉の吸入量を減らす効果があります。
  • 花粉対策メガネ・ゴーグル:
    • 目に入る花粉を物理的に軽減します。
    • フード付きは隙間を埋め、花粉の侵入を防ぎます。
  • 鼻腔拡張テープ:
    • 鼻の通りを良くし、鼻づまりを和らげます。

身体への付着とケアアイテム

花粉の付着を防ぎ、症状をケアします。

  • ワセリン:
    • 鼻の入り口に塗布し、花粉の侵入を防ぐバリアになります。
  • 花粉が付着しにくい衣類:
    • ツルツルした素材を選びましょう。
    • 静電気防止柔軟剤も効果的です。
  • ヘアスプレー:
    • 髪への花粉付着を抑える効果が期待できます。
  • 保湿ティッシュ:
    • 鼻をかんでも赤くなりにくいタイプです。
  • 鼻洗浄器:
    • 鼻に付着した花粉を洗い流し、鼻づまりなどを緩和します。
    • 生理食塩水に近い濃度の専用洗浄液を使うと、痛みを抑えられます。
  • 目もと専用シャンプー:
    • 目元を清潔に保ち、かゆみなどの症状を和らげます。
  • のど飴・トローチ:
    • 喉の痛みや不快感を和らげます。
  • うがい薬:
    • 喉に付着した花粉を洗い流し、炎症を抑えます。

室内の花粉対策機械

室内の花粉を除去し、快適な環境を維持します。

空気清浄機

室内の花粉や黄砂を除去する中心的な役割を担います。

  • HEPAフィルター:
    • 花粉やPM2.5などの微細な粒子を捕集するフィルターです。
  • 加湿機能付き:
    • 空気が乾燥していると花粉が舞いやすいため、加湿で飛散を抑えます。
  • 花粉モード:
    • 花粉を効率良く吸い込むための運転モードです。
  • メーカー:
    • シャープ、ダイキン、パナソニック、ダイソン、アイリスオーヤマなどがあります。

エアコン

空調調節だけでなく、空気清浄機能を持つものもあります。

  • フィルター清掃:
    • エアコンのフィルターに付着した花粉や黄砂は、定期的に清掃(2週間に1回が目安)することで室内への再放出を防げます。
    • フィルターの目詰まりは冷暖房効率の低下や電気代の上昇、カビの発生にも繋がります。
    • 掃除機でホコリを吸い取り、汚れがひどい場合は水洗いや中性洗剤の使用が効果的です。
  • 空気清浄機能:
    • メーカー独自の空気清浄技術(ストリーマ、プラズマクラスター、ナノイーXなど)を搭載したエアコンは、花粉や有害物質の分解・抑制に役立ちます。
  • 換気機能:
    • 換気機能付きのエアコンの中には、外気を取り込むタイプもあります。花粉や黄砂の飛散量が多い日は注意が必要です。

布団乾燥機

花粉シーズンに外干しできない洗濯物や布団の乾燥に役立ちます。

  • 室内乾燥:
    • 外干しによる花粉の付着を防ぎます。

布団クリーナー

寝具に付着した花粉やハウスダストを除去し、清潔な睡眠環境を保ちます。

  • 付着花粉の除去:
    • たたき機能やUV照射機能を持つものもあります。
  • メーカー:
    • アイリスオーヤマ、レイコップ、シャークなどがあります。

加湿器

室内の湿度を保ち、花粉が舞い上がるのを防ぎます。

  • 湿度調整:
    • 乾燥により花粉が舞い上がりやすくなるのを抑制します。
  • 給気口フィルター:
    • 24時間換気システムに対応した花粉フィルターを使用します。

医薬品・治療法

症状緩和や根本改善を目指す方法です。

  • 内服薬:
    • 抗ヒスタミン薬: くしゃみや鼻水に効果があり、眠くなりにくい第2世代もあります。
    • 抗ロイコトリエン薬: 鼻づまりに効果的で、継続的な使用が推奨されます。
    • 漢方薬: 薬の副作用が気になる方におすすめです。
  • 点鼻薬:
    • ステロイド点鼻薬: くしゃみ、鼻水、鼻づまりに高い効果があります。局所作用のため全身への副作用が少ないとされます。
  • 点眼薬:
    • 目のかゆみや充血に効果があります。
  • 注射薬:
    • 既存治療で効果が不十分な重症のスギ花粉症患者には「ゾレア皮下注用(オマリズマブ)」が保険適用される場合があります。
    • ステロイド注射は糖尿病や高血圧などの副作用リスクがあるため、推奨されません。
  • アレルゲン免疫療法:
    • 「舌下免疫療法」と「皮下免疫療法」があります。
    • アレルギーの原因物質を少量ずつ投与し、体を慣らしていくことで、アレルギー症状を和らげ、根本的な体質改善が期待できる治療法です。
    • 効果が出るまでに時間がかかる場合がありますが、治療後も効果が持続する可能性があります。
    • 花粉飛散シーズン後から次のシーズン開始までの間に始めるのが推奨されます。
  • レーザー治療:
    • 鼻の粘膜を焼灼することで症状を抑えます。
    • 薬の副作用が気になる場合や、速やかな効果を求める場合に選択肢となります。

まとめ

花粉や黄砂対策には、室内に花粉や黄砂を持ち込まず、持ち込まれた場合は効果的に除去することが重要です。

  • 外出時: マスクやメガネで花粉の侵入を防ぎ、身体への付着を抑えます。
  • 室内: 空気清浄機やエアコンのフィルター清掃、加湿器の活用、布団クリーナーなどで、室内の空気環境を整えましょう。

ご自身の状況に合わせて、これらのアイテムや対策を組み合わせることで、花粉や黄砂のつらい時期を快適に乗り切ることができます。