けん引でのレッカー移動はNG!?。

2022年4月8日

ほとんどの方は、レッカーを利用したことがないと思いますが、自分の場合 過去に3度ほど利用した経験が有ります。
1度目は、頭文字D(イニシャル・ディー)の様に行くはずが、3つ目のS字カーブを曲がり切れず縁石に乗り上げ、タイヤが変形していまい走行不可能になった時。
ん~!若さゆえの・・・・でした。
2度目は、T字路でタイミングベルトが切れた時。
(残り1mほどで20m崖下に落ちる寸前)(◎_◎;)
3度目は、ミッション不良によるトラブル、と、いった感じ。(;^_^A
興味の有る方は参照してみて下さい。その時の様子を【記事!】にしています。
ロードサービス

レッカー移動の対象車両

車のトラブル により走行できなくなった場合、事故・エンジントラブル・オーバーヒート・ブレーキやミッションの故障、タイヤのパンク(交換作業が出来ない時)
バッテリ上がり・燃料切れ・脱輪・などが原因で、レッカーを頼む事が多いと思います。

この様な場合、車を釣り上げて運ぶ という様なレッカー移動のイメージが,ある方もいると思いますが、この方法で移動できない事も有ります。

車検切れ車両

車検が切れている車で、公道を走ることは禁止されてますので、たとえ牽引と言っても、前輪や後輪が車道に付いている状態での運搬方法は、道路交通法違反に該当するため禁止されています。

車検が切れた車両の牽引(レッカー移動)は、道路運送車両法にあたるため、断られる事が多いでしょう、知らずにロープなどで結んで走行した場合。
6カ月以下の懲役、または30万円以下の罰金が科せられ、違反点数・6点が加算される事になります。

そのため、車検切れの車両は積載車での移動か、仮ナンバーを装着しての移動に限られています。

仮ナンバーの取得

車検切れの車両でも 走行できる車で、再度車検を通したいのであれば、仮ナンバーを取得することが出来ます。

仮ナンバーを取得するには、お住いの役所や役場 または、最寄りの運輸支局で申請を行い[車検を受ける為]など、特別な理由が認められた場合に限り仮ナンバーを取得する事が出来ます。
仮ナンバー取得日から最長で、5日間の公道走行が可能になります。

1度だけの車検に限られていて、走行ルートは目的地の検査場までの最短ルートに限られます。
公道の走行は自賠責保険の加入が必須条件であり、保険が切れている場合には、加入しなくてはなりません。

積載車での移動

積載車はレッカー車の場合と違いトラックの荷台に車両自体を積み込むことで、車輪が道路に接していない為、運搬が可能となります。

なので、廃車や車検切れの運搬を考えている場合は、積載車の有無を確認すと良いでしょう。

レッカー依頼する前に確認

車検切れなどで廃車を考えている場合、任意の自動車保険に加入している方で、ロードサービスが含まれている場合は、有効年月日を確認してレッカー依頼できますが、期限切れや条件に合わない、と判断された時は、一般のロードサービス会社に依頼する事になります。

レッカー依頼をする業者によって、料金や利用条件などが異なるので、あらかじめ情報を確認しましょう。

例(JAFの場合:2022年3月時点)
(非会員の場合)
昼間(8時~20時) 夜間(20時~8時)時間帯で料金が変わります。
一般道・高速道 1kmごと730円+(基本料・作業料)
(基本料・作業料)10,480円~19,900円(税込金額)
別途料金実費負担
ロードサービス車両の高速道路料金+部品・油脂・燃料代
高速道路作業料金
後方警戒車両高速道路代金本線上作業+加速・減速車線、バスストップサービスエリア・パーキングエリア内などの出動の場所によって料金が異なります。

その他、ロードサービス業者によって利用料金は異なりますが、車両の破損状態や悪天候での作業などにより、追加料金が別途かかります。

(JAF会員の場合)けん引レッカー利用料金
一般道・高速道(昼間・夜間) 15kmまで無料+ガソリン代
作業料金:基本30分以内無料、過ぎると30分ごとに料金が発生します。
高速道路料金+後方警戒車両高速道路代金本線上の作業は基本無料
部品・油脂・燃料代は実費となります。

JAFのカード会員になると、ショッピングでためたポイントが「JAFの年会費」と、交換できるおトクなサービスがあり、JAF Shopで5%引き!などのサービスが受けられます。
JAFは、365日いつでも24時間営業していて、提携している委託業者まあり素早く対応してくれます。
JAFのHPサイトへ【ジャンプ

任意保険の付帯ロードサービス

自動車保険に加入していて、ロードサービスが付帯されている場合は、保険会社に連絡をすることで自己負担を軽減する事が出来ます。

自分の場合、JA共済のロードサービスが 100㎞ まで無料というサービスが付帯されていた為、無料で利用する事が出来、助手席に乗せてもらい自宅まで送ってもらいました。

任意保険は業者によって サービスの距離に幅が有り、35~180㎞ と、かなり差が出るので確認しておくようにすると良いでしょう!。

廃車買取業者に依頼

故障したまま何年も放置状態で 年式も古くなった車の廃車をしたいなど、車の移動手段や処分方法に困っている場合、解体業者へ依頼する事で、運搬費用も掛からず無料、または買取で車の処分も出来るので、選択肢に入れておく事も出来るのでは、ないでしょうか!。

廃車買取業者にとって廃車からパーツを取ったり鉄のリサイクルとして再利用も出来るので廃車買取業者にとっては、引取や買取の対象となるため、無料か買取金を頂ける事になります。

レッカー移動も無料でしてくれるところが多く、廃車手続き代行費用など、無料で行ってくれる業者もあります。

廃車買取業者の中には海外で再販する販路がある業者も有るので、どんなに古くても需要がある車両などもあります。全国対応している大手の廃車買取業者を探してみるのも良いと思います。

廃車を考えているけど自動車税の還付手続きが面倒と言う方でも、例えば廃車買取を行っている カーネクスト など、わずらわしい手続きをサービスでしてくれて、還付金も後日、車の代金とは別に受け取る事が出来るので、頭の片隅にでも置いておくと良いのではないでしょうか⁉。



以上【けん引でのレッカー移動はNG⁉。】を終わります。