ご飯のニオイや味が気になるなら!炊飯器にも風呂浴びを!
汗だくツユだく炊飯器にも風呂浴びをさせましょう‼
※:いないとは思いますが、本当にお風呂に入れて水没させないでくださいね!汗💦
ご飯がニオう原因は炊飯器の隠れ汚れかも⁉ クリーニング術でご飯の美味しさ長持ち+電気代のプチ節約!
毎日のように湯気汗をかき頑張っている炊飯器さん、たまにはねぎらってお手入れしていますか?
もちろん、炊飯器周りやうち釜は毎回洗っていると言うかもしれませんが、それだけでは不十分なこともあります。
炊飯器には、家豚(うちブタ…)じゃなくて「うち蓋」や、汗💦…もとい「湯気♨️」を出すスチームキャップなど、取り外してパーツを掃除したり、底部の通気孔(冷却用ベント)や排気口のホコリを取ることで、炊飯器の寿命を延ばしたり、電気代をプチ節約できたりします!
炊飯器の汚れとニオイが気になる……!
毎日のように使う炊飯器!。皆さまは日ごろからお手入れしていますか?
炊飯器の内部に溜まった汚れや焦げ付きを放置していると、毎度毎度のごはんを食べるときの香りや風味に悪影響を及ぼすだけでなく、衛生面でもよくありません。
だからこそ炊飯器を定期的に掃除することで、ふっくら美味しいご飯が炊け、寿命まで長持ちさせる事ができるんです。さらに電気の負荷も和らげる事ができます。
扇風機やエアコンもそうですが、炊飯器やPCにも内部にファンがあり、そのファンにホコリの塊ができてしまうと、それだけでパフォーマンスが落ちてしまいます。
いうなれば、子供を抱っこしてフルスピードで走ると疲れるのと一緒で、パワー(電気)も必要以上に使うことになり、必然的に電気代が、かかるということになります。
ここからは、余談や冗談は上の段に置いといて、普通に炊飯器のパーツ紹介と掃除方法について解説していきますので、よろしくお願いします。
パーツには炊飯器の内部の熱や湿気を効率よく逃がすための通気口や排気口もあり、電子部品やIH加熱ユニットを冷却する役割もあります。
このようなパーツを放っておくと「性能の低下による電気代の悪化、故障や寿命の短縮、異臭やカビ」などの原因になりかねません。
様々な気になるポイントの中でも初めに気になるのがご飯の臭いではないでしょうか!。
ご飯がニオう原因はいくつかありますが、この記事では炊飯器の掃除が不十分で、雑菌が繁殖してしまうことを避けるためのクリーニングについて記載しています。
炊飯器を清潔に保つポイントとして
炊飯器の内釜、内蓋、パッキン、蒸気口や通気口など、普段しない部分を清潔に保つために清掃することが重要です。
特に、パッキンの隙間や蒸気口は汚れが溜まりやすく、水分が乾燥することによってホコリが固まり、炊飯器の開閉時に中に入り込む可能性もないとは言えません。
炊飯器のパーツ外し方
この記事では(東芝:炊飯器 RC-5XT)の画像で解説していきます。
※:掃除する際はコードを抜き、炊飯器が覚めた状態で作業を行ってください。
まずは、内釜を取出し釜をきれいに掃除して水分を乾いたタオルで取り省きましょう。
クリーニング(釜のおすすめの洗浄方法)
- 中性洗剤の使用: 柔らかいスポンジに中性洗剤を少量付けて、優しく擦り洗いします。硬いスポンジや金属たわしは避けましょう。
- 重曹水でつけ置き: 頑固な汚れが気になる場合は、重曹を小さじ1杯程度釜に入れ、水を加えて1時間ほどつけ置き。その後、軽く洗い流します。
- ぬるま湯すすぎ: 洗剤や汚れを完全に落とした後、ぬるま湯で何度かすすぎ、水気をしっかり拭き取ります。
- 自然乾燥: 完全に乾いてから保管することで、カビや異臭を防ぎます。
※:炊飯器の釜の種類によって使用しない方が良い洗剤もあるため、どの釜を使っているか分からない場合は、取扱説明書を確認するか、メーカーの公式サイトを見るのが安心です。
例えば、土鍋式炊飯器の釜にクエン酸を使うのがNGとされる理由は、クエン酸が酸性であるため、釜の表面やコーティングを傷める可能性があるからです。
特に土鍋はその素材の特性上、強い酸に弱いことがあり、浸透して内部にダメージを与えることもあります。炊飯器の釜を長持ちさせるためには、素材に合ったお手入れ方法が大切です。
◎:釜の種類については下記で記載しています。
内釜を取出すと、底が焦げていることもあります。その際は、いつも使用している中性洗剤を粗めのスポンジやナイロンたわしなどに着けて少しづつ焦げた部分を掃除するようにしてください。
頑固な汚れには、メラミンスポンジや目の細かいサンドペーパーで落とすのも効果的ですが、掃除後は拭き残しやペーパーの粉などもしっかり取り省くようにしてください。水滴や細かい汚れが残っていると焦げ付きを また作ってしまう事になりますのでご注意を!!
次に、どの炊飯器も大体同じですが,フタを開けると上蓋の上部にフックがついているので、そのフックを押して上蓋を取り掃除をしてください。
内蓋を外すと、両面にお米の(でんぷん)によるぬめりや、白っぽい固まり(水垢やカルキ汚れ)が付着していることがあります。
炊飯器の本体側、特に内蓋を外したあとの熱板や周辺の掃除って、細かい部分が多くて大変ですよね。でも、ちょっとした裏技を使えば、すっきりきれいにできます。
【基本の掃除手順】
水道水で固く絞ったふきんで熱板や周辺をやさしく拭き取ります。それで落ない時は中性洗剤を少量つけたスポンジで汚れをこすり、最後に水拭きで仕上げましょう。
蒸気口や細かい溝に入り込んだぬめりや汚れは、綿棒や爪楊枝でやさしくかき出すのに便利です。量が多い場合は歯ブラシを使うのも効果的です。
カルキ汚れ・白い固まりの落とし方は(重曹大さじ3+水大さじ1)をペースト状にして汚れた部分に塗って、10分ほど放置して、その後スポンジや歯ブラシでやさしくこすり落とスト良いでしょう。
また、酢水(酢1:水2)で仕上げ拭きすると、白い跡が残りにくくなります。
次に蒸気口の掃除ですが、上部のスチームキャップ(ご飯を炊くと蒸気が出る場所)を取り外し上記と同様の手順で掃除をしてください。
本体部分も同様に綿棒や爪楊枝、歯ブラシを駆使して汚れをきれいに取り省き乾いたタオルで水分も拭き取りましょう。
続いて、炊飯器本体の底部(裏側)の通気孔(冷却用ベント)や排気口のホコリをブラシなどを使い取り省きます。
最後にコードや炊飯器本体を濡れたタオルを絞って中性洗剤をなじませてキレイに拭き、キッチンペーパーで水を拭きとるか乾いたタオルで水分を拭けば掃除は終了です。
毎日のように使う炊飯器なので数ヶ月に一度は掃除ができるように心かけましょう!
釜の気になるニオイを取る方法!
炊飯器って、単にお米を炊くだけでなく、炊き込みご飯やその他の調理、さらに保温にも使用することもあると思います。
そんな時に気になるのが、作った後のニオイや保温のしすぎによる「ふゎ~っと鼻につく」ニオイの染み付きがあると思います。
お米を炊いたときに気になる臭いの原因には、いくつかの要因が考えられます。まず、お米を洗う際にぬかや不純物が十分に取り除かれていないと、炊飯中や保温中に臭いが発生することがあります。また、炊飯器の掃除が不十分で雑菌が繁殖している場合や、長時間の保温によって腐敗が進んでしまうことも原因のひとつです。さらに、お米の保管場所のにおいが移ってしまったり、古米特有のにおいが出たりすることもあります。また、お米以外の炊き方や違った使用方法をすることで、ニオイは変わってしまいます。
そのため、美味しいお米ライフを送くるには、炊飯器のお手入れを定期的に行うことが秘訣とも言えるでしょう。
そこでまず紹介するクリーニングアイテムは、お馴染みのクエン酸です。
クエン酸でスッキリ
- 内釜に水を7〜8分目まで入れ、クエン酸を20〜30gほど加えます。
- 「お手入れ」や「早炊き」モードで炊飯。
- 冷めたらお湯を捨てて、釜や内蓋を水洗い&乾燥。
※野菜やきのこ系のニオイ(アルカリ性)に効果的!
クエン酸以外でも!
1. 重曹で消臭&除菌
- 水を2合目まで入れ、重曹小さじ1を加えて炊飯。
- 冷めたら部品を洗って乾かします。
※魚やバターなどの酸性のニオイにおすすめ!
2. 塩水で煮沸消臭(しつこいニオイに)
- 水1Lに塩10gの塩水を沸騰させ、内蓋や蒸気口などの部品を弱火で15分ほど煮ます。
- 冷めたら水洗いして乾燥。
3. レモンで爽やか消臭
- クエン酸の代わりに輪切りレモン1個分を入れて炊飯。
- 爽やかな香りが残って、気分も晴れやかに🍋。
土鍋タイプはクエン酸NG !?
※:土鍋タイプの内釜にクエン酸を使うのは基本的に避けた方がいいとされています。
土鍋は多孔質(細かい穴がたくさんある素材)でできていて、酸性の液体がしみ込みやすいんです。 クエン酸や酢などの酸性成分は、土鍋の表面を劣化させたり、変色の原因になったりすることがあります。 特に、長時間放置したり、濃度が高いと、土鍋の風合いや耐久性に影響が出ることも…。
土鍋のニオイ取りにはどうする?
代わりにおすすめなのは:
- 重曹水で煮沸(重曹大さじ2〜3+水を半分ほど入れて弱火で10分加熱→放置→こすり洗い)
- 米のとぎ汁で煮沸(目止め効果もあり、ニオイもやさしく取れる)
- レモン汁を少量使う方法(クエン酸よりもやさしく、香りも爽やか)
土鍋は、じっくり熱を蓄えてくれる器だから、優しく扱うのが長持ちの秘訣です🍶
この用に炊飯器の内釜は素材によって性質がまったく違うので、使ってはいけないアイテム(NGアイテム)も変わってきます。🌿
内釜の素材別 NGアイテム一覧
それぞれの釜は、炊き上がりの風味や食感に個性がでる分、お手入れ方法にも注意が必要です。
素材タイプ | NGアイテム | 理由 |
---|---|---|
フッ素加工釜 | 金属たわし、研磨剤、メラミンスポンジ | コーティングが剥がれてしまう |
土鍋(セラミック)釜 | 酸性洗剤(クエン酸・酢)、急冷、強い衝撃 | 表面が劣化・割れやすくなる |
鉄釜 | 水に長時間浸ける、酸性洗剤 | 錆びやすく、コーティングが劣化する |
銅釜 | 酸性洗剤、塩素系漂白剤 | 化学反応で変色や腐食の原因に |
ステンレス釜 | 強い研磨剤、塩素系漂白剤 | 表面に傷がつきやすく、光沢が失われる |
アルミ釜 | 酸性洗剤、塩素系漂白剤 | 腐食しやすく、変色の原因に |
ホーロー釜 | 金属たわし、急冷 | 表面のガラス質が割れる可能性あり |
以下はAIによる解説です。
🌿予防のコツ
- 保温は長時間避け、冷蔵保存がおすすめ。
- 炊飯後はすぐに釜・内蓋・蒸気口を洗って乾燥。
- プラスチック製品(しゃもじなど)を釜に入れたまま保温しない。
考えられる原因と対処法:
洗米不足:
お米を洗う回数を増やし、しっかりとぬかを取り除くことが大切です。無洗米でも一度軽くすすぐことをおすすめします。
保温時間の管理:
長時間の保温は避け、保温時間を守るようにしましょう。保温時間を過ぎた場合は、冷凍保存して、食べる際に温め直すのがおすすめです。
保管場所の確認:
お米を保管する場所の近くに、においの強いものを置かないようにしましょう。
古米のにおい:
古米の場合は、洗米を丁寧に行うことで、ある程度においを軽減できます。また、氷を入れて炊飯する方法も効果的です。
炊飯器のクリーニング機能:
炊飯器にクリーニング機能がある場合は、定期的に使用しましょう。
それでも臭いが気になる場合:
食塩水で内蓋やパッキンなどを煮沸消毒したり、メーカーに相談したりするのも一つの方法です。
その他:
しゃもじを入れっぱなしにしない:
しゃもじを釜に入れたまま保温すると、雑菌が繁殖しやすくなります。
炊き込みご飯の後はしっかり清掃:
炊き込みご飯のにおいが残っていると、次に炊くご飯にも影響することがあります。
内釜の裏や外側の水分:
内釜の裏や外側に水分やごみがついたままセットすると、加熱ムラや焦げの原因になり、においが出ることがあります。
これらの対処法を試しても改善しない場合は、炊飯器の故障や、お米の品質の問題も考えられます。購入店やメーカーに相談してみましょう
最後に一言!
炊飯器のパーツごとの掃除方法や、釜の素材に合わせた洗剤の選び方、そして気になるにおいの対処法まで、今回はさまざまな角度からご紹介しました。毎日使う炊飯器だからこそ、ちょっとした手間が美味しさや安心につながりますので、皆様もぜひ!定期的なお手入れをおすすめします。
以上[ご飯のニオイや味が気になるなら!炊飯器にも風呂浴びを!]の記事でした。