ガスコンロ・ガステーブル分解とお掃除方法!
毎日の様に使用するガスコンロのお手入れって、どれくらい していますか?
毎回綺麗に、ふき掃除している方も、そうでない方も、いると思いますが、吹きこぼれてしまった汁や油が、内部に入り込んでしまい 汚れていたりしていませんか?
そこで今回お勧めするのが、ガスコンロの天板(トッププレート)を外して お掃除をしてみませんか!という事です。
もしかすると油汚れなどが、こびり付き、内部が錆び始めているかもしれません!
トッププレートの種類にもよりますが、内部からのサビがトッププレートまで破壊する場合も有ります。
「ガラストップやガラスコート」のトッププレートは問題ないのですが「ホーローやフッ素コート」は、長年使用しているうちにコーティングが弱り、錆びる可能性が有ります。
そうならない為にも、1度トッププレートを外してみてはいかがでしょうか! 普段からキレイにしていれば、サビてしまって後で後悔する事を 未然に防ぐことが出来ると思います。
ガスコンロ・ガステーブル分解とお掃除方法!
それでは、カスコンロの分解説明を画像と共にしていきたいと思います。
まず初めに、簡単に取れるパーツを外してください!。
簡単に取れるパーツは、以下になります。
1.ゴトク(五徳)
2.バーナーキャップ
3.汁受けキャップ
4.排気口カバー
5.グリルセット一式
お手入れ方法として、キレイな場合、水でしぼったタオルでふき、乾いたタオルで水気を取るだけで良いでしょう!。汚れがヒドイ場合はタライなどに40~50℃くらいの、お湯を入れ 洗剤と混ぜて漬けておくと良いでしょう!
※ガスコンロによって材質が異なる為、色落ちする場合があります、漬けおきをする前に必ず取扱説明書を確認して下さい!。
次に、トッププレートの外し方を説明していきます。
(※取り外した各部品のお掃除方法は、下記に記載しています。)
天板(トッププレート)の外し方
まずは、バーナーの周りに3つずつネジが止めて有るので、それを外します。
次に、トッププレートの両サイドを止めているフックを、マイナスドライバーを入れて、上に持ち上げると外れます。
※この時、キズを付けたくない場合は、マイナスドライバーの先にビニールテープを付けるとキズが付きにくくなります。 持ち上げる際に、トッププレートの横が変形してしまいますが、この機種の場合は手で簡単に戻す事が出来ます。
トッププレートを外した画像です。
バーナー部分とガス吹き出し筒の外し方!
今回、油汚れはほとんどありませんでしたが、バーナーの周りが錆びていました。
そこで、サビを取る為にバーナーの周りのネジを4ヵ所外してサビの有る部分の金具を外しました。
ついでに、ガス吹き出し筒も取ってみました(刺さっているだけなので簡単に取れます)
下の画像は掃除するさいに気を付けないといけない部分です。
① 温度センサー
・調理中の鍋底の温度を検知して、弱火にしたり消火させたりする、安全機能装置です。
② 点火プラグ
・火をつける際に 火花を出して点火させる為の装置です。
③ 立消え安全装置
・炎を検知して、煮こぼれなどで万一火が消えた時に、同時にガスも止まる様になっています。
この3点を破損しない様にして下さい! 特に安全装置と点火プラグの先端は気を付けて下さい!。安全装置の機能が使えなっかり、点火しなくなる可能性が有ります。
お手入れ方法としては、「温度センサー」は、片手を添えて金ブラシで こするとキレイになります。
「立ち消え安全装置・点火プラグ」の先端部分には、なるべく触れない様に十分気を付けてください、周囲は、使用しなくなった歯ブラシなどで、ブラッシングすると良いでしょう!。
排気口内部や魚焼きグリル庫内のお手入れ!
次に、排気口の部分ですが、ここを外すのは、かなり分解しないと取れないので、分解するのは、このままででやめる事をお勧めします。
見た目は、かなり汚れている様に見えますが、この程度の汚れなら分解せずに、キレイに出来るので、今回の分解作業はここまです。
ちなみに、クレンザーを毛先の長いブラシに付け、ブラッシングしただけでキレイに出来ました。
また、キッチン用中性洗剤を染み込ませたキッチンペーパーを、汚れている部分に貼り付け、その上からラップをかぶせ30分ほど置き、
その後、柔らかい布やスポンジで拭き取る方法などもあります。 この方法は、魚焼きグリルの庫内にも有効です。
それでも落ちないほどの汚れには、金ブラシなどで、こすると取れます。傷つけるのが嫌な場合は、マイナスドライバーの先にぼろ雑巾などを巻、こすると良いでしょう!。※強くこすりすぎると、雑巾が破れるので注意してください!
ここからは各部品のお手入れ方法です。
お手入れ方法
汚れの主な原因は、(食材・調味料・油・こげつき)などが、あげられると思います。
この様な汚れには、環境に優しい重曹洗剤、または、マジックリン などを使用してお掃除を、行うと良いでしょう。
本体のお手入れ!
前面パネルや周囲は、柔らかい布やキッチンペーパー、または、マイクロファイバータオルなどに洗剤をつけてお掃除して下さい。細かい部分は歯ブラシやつまようじを利用して、お掃除すると良いでしょう。
トッププレート(天板)のお手入れ!
トッププレート(天板)には、いくつかの種類があります。
・フッ素コート
・ホーロー
・強化ホーロー
・ガラストップ
などがあるので、説明書などで、予め確認をして下さい!。
・フッ素コート
鋼(はがね)で作られた板(鋼板:こうはん)に、耐熱性に優れた(フッ素)をコーティングしたものです。
お手入れ
粗めのスポンジを使用するとフッ素コートが、剥がれやすくなってしまう為、普段からマイクロファイバータオルや柔らかいタオルなどで、コマメにふき取る事が長持ちの秘訣です。
・ホーロー
鋼やアルミなどの金属にガラス質を混ぜ、高温で焼き付け融着させたもので、金属とガラスの性質を合わせ持った素材です。
お手入れ
普段からの、お手入れは勿論ですが、固まってしまった汚れには、ボンスターなどにクレンザーを付け、軽くこすった後、水を付けたタオルを強くしぼって、拭きとると良いでしょう。
・強化ホーロー
ガラス質を多めにコーティングしたもので、ガラスコートとも呼ばれていて、最強のトッププレートと言えます。
お手入れ
ホーローと同様のお手入れ方法で大丈夫です。
・ガラストップ
ガラスではあるものの、耐久性や耐熱性も強い強化ガラスで作られた、トッププレートです。
※強化ガラスと言えど、まれにヒビや割れが生じる事があります。
お手入れ
メラミンスポンジや丸めたラップなどに、クレンザーを付けふき取ると良いでしょう。 それでも取れない場合は、プラスチック製のヘラなどを使い、キズを付けない程度に、削ると良いでしょう。
簡単に取れるパーツのお手入れ!
軽度な汚れなら、水や薄めた重曹水を含ませた柔らかい雑布でふき取り、キレイなタオルで乾拭きするだけで良いでしょう!
サッと、ふき取る事の出来ない汚れは、バケツやタライ、あるいは、プラケースの箱などを利用して、厨房用ブリーチを約5倍ほど、お湯で薄め、30分~1時間ほど、漬けておくと良いでしょう!、お湯の温度としては、40~50℃くらいでよいと思います、時間は、汚れの度合いに合わせ、30分たって取り出し、拭いても取れないようだと、もう30分程漬けておくようにして、それでも簡単に落ちない場合は、クリームクレンザーなどの洗剤をボンスターの様な、粗めのスポンジやラップを丸めたものなどで、汚れを落としてみて下さい。
※強めにこすると、コーティングや塗装が剥がれてしまうので、注意して下さい!。
細かい部分(隙間や角、穴など)は、用済みのハブラシや毛先の長いブラシ・ツマヨウジ・または、マイナスドライバーに湿らせた雑巾をかぶせるなどをして、お手入れすると良いでしょう。
ちなみに、ゴトクの頑固な汚れには、重曹が使える(アルミ製以外)の鍋に、お湯1リットルに対し、重曹を50ml入れ、沸騰するまで、お湯を沸かした後、洗面器などに入れ替えて、1時間程 付け置きをし、その後ブラシなどで、ブラッシングすると油汚れが分解されて、落ちやすくなります。
基本的なお手入れまとめ!
- 用意するもの:
ゴム手袋・ボロ雑巾・マイクロファイバータオル・スポンジ・ラップ・金ブラシ・使用済みの歯ブラシ・つまようじ・中性洗剤・クレンザー・マイナスドライバー・プラスドライバー - 軽い汚れの場合:
重曹を水などで薄めた洗剤やキッチン用の中性洗剤を、使用する用途に合わせ(スポンジ・ブラシ・雑巾)などに付け、ブラッシングして、キレイなタオルを水で濡らし、強く絞ってふき取るか、マイクロファイバータオルでふき取ると良いでしょう。 - 落ちていない場合は、重曹をペースト状にして、丸めたラップで、ふいてみて下さい!。
- それでもダメな場合は、クリームクレンザーをスポンジに付けふき取りましょう。
- 頑固な汚れの場合:
- 頑固な油汚れは、沸騰するまでお湯を沸かし、汚れを浮かしてから、お手入れすると良いでしょう!
- それでも、落ちない汚れは、プラスチック製のヘラなどで、削りとるという方法もあります!。頑固な汚れの魚焼きグリルの排気口は、金ブラシやマイナスドライバーなどでお掃除すると良いでしょう!。傷を付けたくない場合は、ボロ雑巾を巻き付けて下さい!
- 魚焼きグリルの庫内などは、キッチン用中性洗剤を染み込ませたキッチンペーパーを、汚れている部分に貼り付け、その上からラップをかぶせ放置し、
その後、柔らかい雑巾などで拭き取ると良いでしょう!
自分で分解するのが不安な場合プロに任せましょう!
自分で分解して お掃除するのは不安と言う方は、プロに任される方が良いと思います。頑固な油汚れは、より強力な業務用洗剤などもありますが、手に触れると、ただれてしまうので、その様なリスクを負いたくない場合は、プロに任せると言った方法も有りだと思います。
プロに任せて綺麗にした後は、日頃からこまめに、お手入れをする事をお勧めします、その方が衛生面にも良いと思いますので!。
以上で【ガスコンロ・ガステーブル分解とお掃除ほうほう!】終了です。
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