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自分で 壁掛け ルームエアコン を 取付 てみた富士通AS-J22C-W【DIY】

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自分で 壁掛け ルームエアコン を 取付 てみた富士通AS-J22C-W【DIY】

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富士通ゼネラル FUJITSU GENERAL:AS-J22C-W[人感センサー搭載エアコン 6畳]

「D.I.M.」Do It myself(ドゥ イット マイセルフ)

「自身でやる」をテーマにエアコンを取り付けてみました。
まず、エアコンを取付ける前に気を付けておきたいポイントについて!。

エアコン本体(室内ユニット)取付場所

エアコン本体(室内ユニット)のサイズ(縦・横)より広いスペースである事
室内ユニットの上部は5㎝以上である事
配管を本体裏から直接出せる場合は、左右は3㎝以上である事
などがあげられます。
※:配管を左右、または 下などから出す場合は、その分スペースを開ける必要が有ります。

エアコン本体室外機(室外ユニット)設置場所

基本的には壁面から室外ユニット裏側のフィンのいち迄のスペースは50㎝以上である事
左右は30㎝が理想です。
前面に関しては、放熱をさせる為に開放する事が好ましいとされています。
上部に関しても基本的に開放しておくことが良いとされています。

今回、壁に穴が元から開いていたため、穴あけの必要はありませんでしたが、もし、穴が無い場所にエアコンを設置したい方は、賃貸の場合には大家さんや管理会社に確認したほうが良いと思います!。
エアコンの穴開けや取付工具を知りたい方は
☛(こちら)☚
を参照してください!。
※:少しでも、穴あけ作業に不安がある方は、専門の業者に依頼する事が得策だと思います。

背板の取付け

ではここから、実際にエアコンを取り付けた際の画像と共に記事を書いて行きたいと思います。
背板を取り付けるポイントとして、石膏ボードが使われていたので、石膏ボード用のアンカーをいれ、中央に1ヵ所軽くネジ止めます。

※:アンカーを入れた時に途中までしか入らなかったり、勢いよく押して穴が広くなりすぎ、空回りする事があるので、軽く押し込んでからプラスドライバーでねじ込みます。
この時も強く締めすぎると空回りする事があるので、壁に水平になった程度で辞めたおきましょう!。
ちなみに、石膏ボードアンカーを入れる前に背板を壁に当て、中央の大きめの穴部分に キリ を入れて、アンカーが入れられることを確認してからアンカーをねじ込む様にして下さい。

次に中央部分の1ヵ所にネジを軽く止て 手で背板が動く程度にし、水平器を当てて 水の流れを良くするためにドレンホースが付いている方向へ 2㎜程度傾けてから、中央のネジを強く締めます。
ちなみに、(銅管などを中央から出す場合は、水平器をド真中に合わせる様にすると良いです
背板に水泳器
(今回は、右から銅管などを出すので泡の位置は左側になります)
水平器で位置が決まったら背板の穴が開いている部分にキリを入れて印を付け、一旦 背板を外し 石膏ボード用のアンカーを左右の上下にネジ込みます。
ちなみに、アンカーの数は5ヶ所以上入れる事が推奨されています。
石膏ボードの場合、ネジが空回りして効かないことも有るので、必ず5ヵ所以上入れておく事をお勧めします
再び背板を設置して、水平器で確認しながらビスネジをねじ込みます。
※この時、ビスネジはしっかりと締めて完全に背板を固定してください。

電線コードの取付け

背板が固定出来たら、外の壁から室内に赤・白・黒の電線を入れ通した、電線の先をむきます
・電線を覆うねずみ色の部分は電工ナイフを縦に入れ10㎝程降ろし向いた部分をナイフで切り落とします。
(この時、手を切らない様に注意して下さい。)
3本の赤・白・黒の銅線はコードを剥く専用のストリッパーで先を3㎝程むきます(無い場合はペンチやカッターでも良いですが,銅線にキズが付かない様に気を付けて下さい)
2㎝程むく
その電線を室内機本体の裏側から通して同じ色の位置に差し込みます。

本体取付け

室内機に電線コード
それが終わると今度は裏側の銅管と排水用のドレンホースと電線を室内から外に出せる程度 1つにまとめ、ビニールテープで軽く巻きます、
その後、電線のゆるみを直しながら外に配管を出していきます。この時、水がスムーズに流れる様に排水用のドレンホースが下に来る様にしておく事がベストです。
壁穴から出す
室内ユニット本体が、設置した背板のところまで近づいて来たら 背板上部の出っ張りに、室内機のくぼみを引掛けます

下の部分を押してフックがツメにカツゥとハマれば室内機の設置終了です。
室内機の設置
ちなみに、配管を逆出しにする場合は、ドレンホースの位置も左右交換する事が出来ます。
※:最後にもう一度、水平器で角度の確認をすると安心できます。

銅管接続

室内機の固定が終わると 外に移動して、ビニールテープを剥がし、銅管を取付けるのですが室内機の銅管の長さが違うので取付ける側の銅管を パイプカッターで切断していきます、この時 一気にひねり回さず、少し刃先を出しパイプカッターをクルリと回して、ゆるくなったらまた、締めるといった作業を数回繰り返します。
フレア
室内機からフレアナットを外しパイプカッターでカットした銅管の先に入れて、その後、先端をフレア加工します。 フレアの先から数ミリ程度出した状態で固定します。
※フレアツールによっては配管を出す寸法が異なりますので使用前に確認してください。
この部分は、ガス漏れの原因にもなりますのでしっかり確認する必要が有ります

銅管をつなぐ時に接続部分にガス漏れ防止用オイルを少し吹き付けナットを 素手で 締められるところまで締め、その後、片側をスパナで固定して、閉める側をトルクレンチで銅管をカチッと音がするまで締めて取付けます。

ドレンホース取付

ドレンホースは差し込むだけで簡単につなげるので取付けた後、ビニールテープでしっかりと固定します。

銅管の流れ(形)が決まればビニールテープで50cm感覚に仮止めをしていきます。

粘着テープで化粧仕上げ

室外機の30cmくらい手前のところから室内機に向けて粘着テープで隙間から雨などによる水分が入らない様に
半分かぶさるように巻き仕上げていきます。
※:後に思ったのですが、ガス漏れ検査を行うまで粘着テープを接続部分にまかず、そのままにしておきましょう!
室外機の近くまで巻き付けた後は、室外機に接続する為に室外ユニット右側のカバーをプラスドライバーでネジを外します。(機種によっては、銅管接続部分と電線コードの部分2か所に分かれています)
カバーを外したら お次は、室外機に接続する銅管の長さを測り室内機と接続した時と同じようにパイプカッターで切り、ナットを銅管に通してからフレア加工を行います。
その後断熱材の上を粘着テープで覆っていきます、この時 電線も片側の銅管と一緒にある程度巻いていきます(接続のさい邪魔にならない程度で良いです)

室外機に銅管と電線コードを接続

こちらも室内機と「銅管接続」した時と同じように接続部分に接着スプレーを吹きかけナットを素手である程度締めてから 片側を個体してトルクレンチでカチッと音が鳴るまで締めます。室外機に銅管と電線コードを接続
電線コードも同じ色に合わせて取付けます。
電線コード取付

マニホールドを装着

マニホールドを取付けるバルブキャップを開けるさいに、片側は必ず固定して開ける様にしてください。
(本体ごと揺れ、本体と配管に目に見えない程の隙間が出来、そこから少しずつガスが漏れ出る可能性が有ります)
マニホールドを装着
バルブキャップを外したらガスが入っている確認と真空引きを行う為にマニホールドの青いホース(チャージホース)を前に向いているバルブ(サービスポート)に取付けます。
マニホールド

真空ポンプ装着

真空ポンプの装着は真空引きを行うさいの機器でエアコン工事をする上で必ず行う作業であり、この作業を行わないとエアコンガスと銅管内部の空気や水分などが混じり、冷えにムラが出来てしまう事で冷えなくなり、故障の原因にもなります。
真空引きは室内機と室外機をつないだ銅管内部の空気や水分を抜き取り真空状態にする作業のことです
真空ポンプの乾太郎

バルブにマニホールドの青いコード()を取り付けて黄色いコード(チャージホース)は真空ポンプに繋ぎます、次に真空ポンプの電源を入れて銅管内部の真空引きを開始します。

約15分ほど真空引きを行い、真空ポンプ側のバルブを閉めて真空ポンプを停止させます。

画像は撮り忘れた為、別のモノです
針が-0.1MPaになっていれば真空ポンプの電源を切った後、2~3分ほど放置して針が戻って居なければ真空状態になった証拠です。
※:(エアコンの容量が大きい5.6kw12~18畳用の場合と銅管の長さが20身上になる場合は約20gほど冷媒ガスを補充するように推奨されています)
針が0に戻り始めていると何処からか漏れている証拠ですのでしっかり閉まっているか!?確認が必要です。
最悪の場合接続部分全ての確認が必要です

真空状態のままであれば真空ポンプ側のバルブを閉めマニホールドを真空ポンプから取り外します。
室外機の高圧(細い方の冷媒管)のバルブ(二方弁)を六角レンチで反時計回りで90度ほど開き、10秒後にいったん止めて、接続した箇所のガス漏れ検査を行います。漏れていない事が確認できたら、高圧のバルブ(二方弁)を完全に開き、続けて低圧(太い方)のバルブ(三方弁)も全開に開きます。
これでマニホールドとエアコンの室外機、及び室内機の銅管内部に冷媒ガスが充満した状態になっています。

この状態でエアコンのプラグをコンセントにさし、リモコンで1番低い温度に設定して運転ボタンを押します。
室外機のプロペラ(シロッコファン)が回り出して室内機から冷気が出始めれば接続成功です。
最後にドレンホースから水が流れ出てくれば問題なく取付終了ですが、室内が乾燥している場合、なかなか水が流れないので、そういう時は、フロントパネルを開け、フィルターを外しフィンの下に少量の水を流してみると、早く水の流れを知る事が出来ます。
※:ただし、フロント部分にセンサーなどの基盤がある機種もあるので水がかからない様に気を付けて下さい)

ガス漏れ確認

エアコン運転中に室外機の接続部分にガス漏れ検知スプレーを吹きかけ泡立たなければガス漏れの可能性も低いと言えます
ガス漏れスプレーが無くても石鹸水などで代替え出来ます
エアコン運転を開始した際にいったんマニホールドの針が0まで下がりますがしばらくすると1.0くらいまで回復します
(冬場や寒い日などは、1.0に到達しない場合も有りますが問題ありません)
もし、室外機の接続部分に霜が貼るようだとガス量が少ないと思われます、その場合冷媒ガスの補充が必要になってきます
(水滴は大丈夫なので心配いりません)
マニホールドの針が小刻みにブレていると空気がまっざているという事になるので取付けし直しか、真空引きのやり直しをする事になります。

問題なく冷えてガス漏れが無いことが確認出来たら、マニホールドのチャージホースを室外機から外すのですが、チャージホースを外すときは、一旦エアコンのガス回収方法を行い、上記で記載したガス漏れ検査方法の高圧バルブを90度開き10秒後にいったん閉めた後にチャージホースを外します。

その後、再び両方のバルブ(二方弁と三方弁)を順に全開に開き完全に冷媒ガスを配管内に開放させます。
後は、バルブキャップ(二方弁・三方弁)をスパナなどで手で開けられない程度に締め付けて下さい。
最後は各キャップ部分のガス漏れ検査を行ってください!。
※基本的に法律上では、ガスを外に放出することは禁じられています。が、チャージホースを外すさいに少し放出されます。
それが気になるようでしたらガス回収後にチャージホースを外す事も可能ですが、その場合冷媒ガスと真空状態の部分が出来てしまうのでお勧めだ来ません。

最後にまだ、保護していなかった部分に粘着テープを巻き付け、しっかり保護して室外機の電線と銅管部分のカバーを取り付けて、ネジを閉め、壁穴の隙間をパテで埋れば全て完了です。
カバー取付

まとめ
エアコン取付け作業は工具さえ有れば、さほど難しくはありません、自分で取り付けも出来てしまいますし、必要な材料は、ホームセンターで購入する事もできます。
エアコンセット
銅管セット3780円
電線コード800円
工具などはホームセンターに売っていますが高額のモノもあるのでレンタル品を借りると言う手も有ります。
送料無料・全国対応の総合レンタルサービス【ReReレンタル】
ヤフオクで安く落札も出来るみたいですよ。
これで自分で壁掛けルームエアコンを取付てみた富士通AS-J22C-W【6畳用】終了です。
誰かの参考になれたら幸いです。

エアコンプチまとめ

【お手入れ方法】
【フロントカバーの外し方】
【取外し方法】
【取付け方法】
【分解方法】窓用エアコン
↓エアコンプチまとめ↓
自分でエアコン掃除をするメリット

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