リモコンが効かないときの修理方法(東芝)
今回、リモコンを分解して 掃除をしても一部のボタンが効かない時の修理方法としてアルミホイルを使った方法をご紹介します。
リモコンの接触不良の原因
リモコンボタンのラバー部分と基盤の導電帯を接触させる事により電波を発生させて、チャンネルなどを切り替える事が出来ていた部分のゴムにコーティングされた通電性の有るカーボンの樹脂が、摩耗してすり減りへる事により通電しなくなった事が挙げられます。
対処方法
摩耗したボタンの裏側に両面テープでアルミホイルを張る事によって回復させます。
アルミホイルには通電性があるので、底上げするのに最適です。
アルミテープなどでも良いのですが、少し厚みが有るので、すり減りが少ない場合は、アルミホイルで十分だと思います。
リモコンの種類によっては、星型の精密ドライバーが必要な事も有るので、その様な時は用意すると良いでしょう!。
安いものは、100均でも揃える事が出来ます。100均にない場合はホームセンターやネットでも1000円くらいで手に入ります。
今回、分解したリモコンは、東芝のTVのリモコン(CT-90320A)です。
このタイプは、ネジ止めされていないので 周りのフックを外すだけで簡単に取り外す事が出来ます。
同じ様に分解する方は、まず電池を抜き取ってから作業を行ってください!
横のすき間に細いマイナスドライバーを差し込むようにしてフックを外していきます。
フックを外し終えると 基盤とボタン部分の2分割に する事が出来ます。
さらに、基盤と本体カバーを分離させて、ホコリを柔らかいブラシなどで取り省くと良いでしょう!。
次に、本体カバーとラバーボタンを分離させます。
ラバーボタン表面はブラシなどにエタノールを少し付けてこすっても問題ありません!。
そして本題の基盤に触れるボタンの裏面に貼るアルミホイルを両面テープに貼り付けて、ボタンのサイズにハサミで切ります。
ハサミで切ったアルミホイルから両面テープの紙をはがします。
この時、毛抜きなどを使うと手に 付きにくいので 貼ったり,剥がしたり,しやすいと思います。
最後に取り外したパーツをすべて戻せば終了です。
ちなみに通電させる方法として、少しお高めですが、導電性インクペン・回路マーカー・サーキットスクライブや導電塗料タッチアップペンなどで塗る方法もあります。
以上で[リモコンが効かないときの修理方法]終了です。